1年を通してよく日の当たる、風通しの良い戸外で管理して下さい。寒さに強いので戸外で冬越し可能です。
土の表面が乾いたら、鉢底から水が流れ出る位、たっぷりと株元に与えます。鉢が大きいため、乾燥には注意して下さい。1回の水やりの目安は2〜3リットルです。夏場は朝・夕の2回与えると良いでしょう。
農園が肥料を施してから出荷しています。最初の剪定の時に付属の肥料を与えましょう。その後は1ヶ月に1度市販の固形肥料を追肥して下さい。冬も寒肥えとして与えます。翌年4月以降はリン酸の多い、化成タイプの肥料がお勧めです。
<花後の剪定>
花が咲き終わったら、花の付いている枝の元(元枝)から3cmのところでカットして下さい。ここから次の新芽が出てきます。四季咲き性なので、この作業を繰り返すことにより、年に3〜4回花が楽しめます。
<春〜初夏にかけての誘引>
伸びたつるをリングに這わせ、誘引します。枝の樹性に合わせて曲げていくのがポイントです。緑色の若い枝は比較的誘引しやすいです。太い枝は無理に曲げると折れるので、余裕をもたせ、ゆるめに結び付けると良いでしょう。下から上に向かって誘引していくのが理想です。
<冬の剪定>
1月〜2月中旬までの間に、生長して大きくなった鉢を購入した時よりもスリムに見えるように刈り込みます。細いわき枝は全て元枝から2〜4cmのところでカットしましょう。その際、枯れた枝や混み合っている箇所を、枝数を減らしスッキリさせると後々の管理が楽になります。目安としては、向こう側が透けて見える位にするのがポイントです。
<冬の誘引>
その後、枝を全部ばらし、再度巻き直し(誘引)をします。シュロ縄や、ビニールタイを使うと簡単です。なるべく枝が横になるよう螺旋状に誘引すると、花付きが良くなります。下から上に巻きつけていくような感じが理想です。その際、細く長い枝や根元から真っ直ぐ伸びた新しい枝は巻きやすいので、オベリスクの下の方に巻き付けましょう。古い枝や固くて太い枝は曲げにくいので、無理をせず上の方に巻くと良いでしょう。余裕があれば、枝の無い場所を埋めるように巻いてあげると尚良いです。こうすると、全体が埋まりキレイに仕上がります。最後に、巻いたけど余ってしまった枝や、剪定し忘れていたわき枝などをカットすれば完成です。
剪定後、ひと回り大きな鉢に植え替えます。地植えにするのも良いでしょう。
バラは日光・肥料・水を大変好みます。特に日光が不足すると、木は育ちにくく、花付きも悪く、病害虫の被害も受けやすくなります。 また、花が咲かずに落下する原因にもなりますので、日照量には十分に注意しましょう。
<病害虫>
「バラの年間管理表」(PDF)をご参照下さい。
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