花を贈るとき、あるいはプレゼントなどでもらった場合に知っておきたい育て方/お手入れ方法をご紹介します。

年間通して室内の明るいリビングで管理して下さい。ベゴニアの好む環境は人間の好む環境とほぼ同様です。エアコンの風が直接当たらないよう気を付けましょう。

プラスチック鉢の底にキャップが付いています。キャップの底に常に５mmほど水が溜まった状態を保つようして下さい。水が底から溢れるような状態は、根腐れの原因となるので注意して下さい。

肥料分の入った土を使用しています。特に追肥は必要ありませんが、植え替え時には固形肥料を追肥して下さい。

お届け１ヶ月後に市販の緩効性の固形肥料を与えて下さい。プロミック中粒なら１錠が目安。その後２ヶ月に１度追肥しましょう。

・咲き終わった花は、こまめにカットして下さい。次の花が元気に咲きます。
・上手に管理すると、夏までに30輪近い花が楽しめます。
・ベゴニアは、日照時間が短くなると花芽を付ける短日植物です。花後、短日処理を行うと次の花が早く咲きます。夕方８時から翌朝８時頃まで箱をかぶせ、真っ暗な状態にします。この作業を２週間毎日行うことで花芽分化します。
・自然開花の場合は翌年１月下旬頃から開花が始まります。

・気温差、環境差のない場所の方が花が長保ちします。置き場所は頻繁に変えずに、一定の場所で管理しましょう。
・液体肥料は失敗する可能性が高いので、固形肥料を与えましょう。
【　注意　】 花に触れると、花が茶色く劣化する原因となります。花には触らないようくれぐれもご注意下さい。

■シュウカイドウ科　ベゴニア属