花を贈るとき、あるいはプレゼントなどでもらった場合に知っておきたい育て方/お手入れ方法をご紹介します。

11〜４月は日当たりの良い室内で管理します。ガラス越しに１日６時間以上日に当てることが理想です。日当たりの悪いご家庭では、日中は戸外に出し、日光浴させてあげると良いでしょう。必ず日光に当てて管理して下さい。

底面吸水鉢を使用しています。鉢の底についている受け皿に水を入れ、常に水のある状態を保ちましょう。

肥料を施してから出荷しているので、お届け１ヶ月間は肥料の必要はありません。12月以降、市販の液体肥料か固形肥料を１ヶ月に１〜２回与えて下さい。

・枯れた葉や咲き終わった花がらは病害虫の発生の原因になるので、取り除きます。ハサミを使わずに手でねじりながら引き抜くと、傷口が小さく簡単に取れます。
・上手に管理すると、３月末頃まで花を観賞できます。夏前に再び花を咲かせる場合もあります。

＜育てるポイント＞
シクラメンの生育適温は10〜15度と他の鉢花に比べ低いので、涼しい場所で管理して下さい。暖房のよく効いた居間などに飾ると、花が萎れてしまいます。１日の中で温度差が少ない場所の方が花が長保ちします。

※暖色電球よりも蛍光灯の下の方がより綺麗な花色をお楽しみ頂けます。

＜夏越し＞
・５月以降は戸外に出し、涼しい日陰で管理して下さい。直射日光に当てると葉焼けを起こします。
・夏場は水と肥料を控えめにします。
・暑さで葉が黄色く枯れてきても辛抱して管理を続けます。涼しくなると新芽が動き出すので、新芽が十分に大きくなったら一回り大きな鉢に植え替えましょう。

■サクラソウ科
■シクラメン属
■多年草