花を贈るとき、あるいはプレゼントなどでもらった場合に知っておきたい育て方/お手入れ方法をご紹介します。

強い日差しの当たらない半日陰の戸外、または日当たりの良い明るい室内に置きましょう。花後は戸外で管理し、球根を十分に太らせます。

土の表面が乾いたら、株元にたっぷりと与えて下さい。ユリの球根は乾燥に弱く、乾きすぎると蕾が開かずに葉が落ちるという症状が出る場合があります。開花時は特に水を必要とします。水切れに注意して下さい。

花後は球根の生長のため、緩効性の固形肥料を株元に与えると良いでしょう。

＜花後の管理＞
花が終わったらすぐに花の付け根から摘み取り、次の花の成長を妨げないようにします。葉から養分を球根に蓄えているので、自然に葉が枯れるまで日当たりの良い戸外で管理しましょう。

最初の１〜２年は植えたままでも構いません。より大きく育てたい場合は、ひと回り大きな鉢に球根２個分の深さに植え替えしましょう。庭植えも可能です。10月から11月の葉が枯れる頃に掘り上げ球根３個分の深さに植え付けます。

・開花したらなるべく気温の低い場所で管理すると花保ちが良くなります。
・戸外で冬越し可能です。球根を乾かし過ぎないよう、冬の間も適度に水やりして下さい。翌年は６月〜７月頃に開花します。