午前中たっぷり日の当たる、風通しの良い戸外で管理しましょう。
冬・・・10〜15日に1回たっぷりと与えます。
春・秋・・・1日1〜2回土が乾いたら鉢底から水が流れでるくらいたっぷりと与えます。
夏・・・この時期は特に水が切れると葉が傷み、水切れを起こすと数日後に葉が褐色に変色するので注意が必要です。1日に2〜3回程土が乾いたらたっぷりと与えましょう。
<家を留守にする場合>
●1〜2日の場合は朝方にたっぷり水を与え、風の当たらない日陰に置いて下さい。
●3日以上留守にする場合は、水を5cm程張った容器に鉢を入れて、日陰の風の当たらない所か、家の中に取り込みましょう。
<万が一水切れした場合>
葉が傷み枯れた時期にもよりますが、秋遅くに痛んだ場合は問題ありません。
夏など、葉が茂っている時に水切れし、葉が全体の半分程度変色した場合、株が弱っている為、翌年は伸ばす芽を少なめにしましょう。
鉢植えの場合は11月〜1月頃に果樹用の緩効性肥料や油粕等を与えます。窒素分の多い肥料を与えると、葉ばかり茂り実が付きにくくなります。
実が色づき始めれば食べられます。房が多いと色づきにくく甘くならない為、完熟させる為に5〜6房程度残し他の房を間引きましょう。
落葉後〜2月中旬頃までの冬の時期に剪定を行います。暖かくなってから剪定を行うと、切り口から樹液が出て生育に影響がでる為避けましょう。
数本ある枝の中から太めの枝を2〜3本残し剪定します。その後、芽が出始めたら充実した芽を1枝につき5芽程度残し他は取り去ります。
<鉢植えから地植えにする際の剪定>
葉が落ちたら巻いてある枝を支柱から外します。根が巻いているので土をほぐし古い根を整理し庭や畑に植え付けます。その際、充実した枝を数本残し、細い枝等は剪定します。植え付けた年は実を付けず、枝の充実をさせましょう。肥料の与え過ぎに注意し良い枝を作ります。
毎年3月上旬頃が最適です。土を落とさないように鉢から取り出し、一回り大きな鉢に植え替えします。排水の良い土を好みます。鉢底石をいれ、果樹用の培養土もしくは下記配合の土を使うと良いでしょう。
※配合例:赤玉土(中粒)5割/軽石(小粒)3割/腐葉土2割 地植えも可能です。日当たり良く、排水の良い場所を選び植え付けます。年々大きく生長し庭植えならではの豪華なぶどう棚をお楽しみ頂けます。
<冬越しの仕方>
冬季の最低気温が−5度程度であれば戸外で冬越しが可能です。東北や北海道の場合は鉢ごと土中に5cm程度埋めて根を凍結から守ります。最低気温が−5度を上回るようになったら土から出しても問題ありません。
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