
![]() 屋外の日当たりの良い場所を選びます。日照は、なるべく長時間、直射日光に当てて下さい。少なくとも半日程度の日照は必要です(肥料や用土よりも重要!)長く太陽に当てることで生育も良く、花数も多い株になります。とくに株元までしっかりと光が当たるようにして下さい。 ![]() 肥料は市販の簡単な有機肥料(玉油粕など)をお勧めしております。また、お届けする土には、充分な肥料が入っていますので、状況に応じて少量追肥します。用土は可能であれば田土や畑土を使いますが、スイレンは基本的に土を選びませんので、粘土質の物(市販の用土でしたら、赤玉土、荒木田土など)であれば生育には全く問題ありません。 ![]() 暖かい3月の下旬から8月頃まで植え付けが可能です。 植替えは、先ず古い土を洗い落とし、古根をすべて切り捨てます(昨年の根は、気温が上昇するといずれ腐るので、残さず切り捨てて下さい)。 成長点の反対側の地下茎部分は腐っている場合が多く、ハサミなどを使い、腐った部分を切り捨てます。次に、地下茎を先端部から10cm弱に切り取ります。 地下茎が大きいままで栽培すると葉ばかり茂り、花が付きにくくなります。 ![]() 生育中に「葉が枯れてきたが問題はないのか?」という質問が多く在りますが、葉の寿命は、早い物では数週間で黄色から茶褐色に変化し、溶けていきます。ただし、老化した葉を放置しておくと、水腐りや水を濁らせる原因ともなりますので、黄化し始めた段階で、根元から切り取って下さい。これにより、株元にも日にもよく当たり、新しい葉も早く出始めます。 また、ある程度水温が上がってくると生育が活発になり、葉が水面を覆いつくしてしまいます。古い葉や相対的に小さな葉があれば減らした方がつぼみがつきやすくなります。もともとスイレンは大変花上がりがよく、日照と肥料が充分にあれば、秋まで次々と花を咲かせます。 <冬越し> <病気・害虫> ![]() ■スイレン科 スイレン属 ![]() |