アウトドアが楽しい季節です! いかがお過ごしですか?
5月1日、フランスでは「ミュゲー(=スズラン)の祭日」です。
この日は「スズラン」を贈る習慣があり、贈るひとにも贈られたひ
とにも幸福が訪れるといわれています。またこの日は特別、誰でも
どこでも「スズラン」を売ってもよいそうで、いろいろな人が街中
で「スズラン」を売っているのだそうです。
日本では、高山や北日本から北海道にかけて多く自生していて、別名「君影草(きみかげそう)」という素敵な名前もあります。大き
な葉に隠れるようにして、うつむきかげんに咲いてる姿が控えめで
愛らしいですね。花壇などでよく見かけるものは、栽培用に輸入さ
れた「ドイツスズラン」で、日本に自生しているものより花が大き
く花茎が長いです。
さてこの「スズラン」漢字では「鈴蘭」ですが、花形が「鈴」に似
ているのは納得ですが、実はユリ科の植物なのに「蘭」がつきます。
「蘭」の漢字は古来、香りのある草本を表すそうで、「スズラン」
は香水の原料になるほど香りのよい花なのです。
ところが花姿や香りとは裏腹に、花にも根にも茎にも実にも、すべての部分に毒があります。そのため牧草地では、馬や牛に食べられることなく群生しているそうです。
「スズラン」の花言葉・・・
意識しない美しさ・純粋・希望・幸せ
の再来・幸福・繊細
そこで、5月の誕生花には、
「西洋芍薬(シャクヤク)の花束」を
ご紹介しております。
「芍薬」といえば「立てば芍薬(シャクヤク)、座れば牡丹(ボタ
ン)、歩く姿は百合(ユリ)の花」といわれるように、美しい女性
をあらわす代表的な花ですね。
「芍薬」はボタン科の植物で、「牡丹」ととてもよく似ています。
立てば「芍薬」?座れば「牡丹」?どっちが立てば、どっちが座れ
ば・・・?いずれにしても美しいのですよね。
「芍薬」の花言葉は・・・恥じらい・はにかみ・生まれながらの素質・内気
5月生まれの美しい女性へ・・・可愛いつぼみが花開くと、手のひらほどの大きな花になり、豪華な花束に変身しますよ。
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