| 毎日、お天気が気になる季節です。
 いかがお過ごしですか?
    
路地では、どこからともなく「くちなし」の香りがしてくる頃です。
春の「沈丁花(ジンチョウゲ)」、秋の「金木犀(キンモクセイ)」
にならぶ、よい香りの代表的な花ですね。
						 
「くちなし」の花は純白で、一重のものと八重のものがあります。
そして11月頃実をつけますが(八重は実をつけないそうです)、
その実は熟しても口を開かないことから、「口無し」といわれるよ
うになったそうです。
						 
また、「くちなし」の実は、食品の染料に使われることでよく知ら
れていますね。原材料の表示に、「クチナシ色素」と書かれている
のをよく見かけます。緋色がかった暖かみのある黄色に染まる「く
ちなし」の実は、古くから漬物の色づけや、栗やさつま芋をキレイ
な黄色に煮るときに使われてきました。「くちなし」なら天然着色
料なので、安心して食べられますね。
						 
ところで食べ物に色づけする習慣は、飛鳥時代からあるそうです。
食事は味だけでなく目でも楽しむ習慣は、昔も今も変わらないです
ね。
						 
我が家の近所の薬局では、冬が近づくと必ず乾燥した「くちなし」
の実を売っています。なぜ薬局で?といつも不思議に思いながら、
黄色くて甘い栗きんとんを思い浮かべ、もうすぐお正月だな〜と。
薬局の「くちなし」の実は、私に初冬を知らせる風物詩なのです。
						 
さて「くちなし」の花言葉は・・・
 洗練・優雅・喜びを運ぶ・清潔
沈黙・とてもうれしい
 
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 お客様からご要望の多い「この木なんの木」と星の王子「バオバブ
の木」の苗を、6月中旬より予約販売することとなりました!「栽
培キット」でも人気のアイテムが苗でご購入いただけます。 
 「この木なんの木」は5年ぶりの販売
 「バオバブの木」は初登場
です!
 
 出荷は約1ヵ月後、限定各100個、価格は1680円
 (送
料・税込み)です。
 お楽しみに!  
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