遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。
楽しいお正月をお過ごしでしたか?今年もみなさまに、ご満足いたける花がお届けできますよう努力してまいります。どうぞよろしくお願いいたします。
さて七草・鏡開き・小正月も過ぎ、もう1月も半ばです。そして、
21日は大寒(だいかん)と言って、最も寒さが厳しい頃です。
そんな寒い時期のガーデニングに、強〜い味方なのが「葉牡丹(ハ
ボタン)」。西ヨーロッパが原産地で、日本には江戸時代にオラン
ダから渡来したそうです。学名は「キャベツ」と同じで、食用に栽
培されていたものが、観賞用に品種改良されたものです。
もともとの「キャベツ」は、食用にもいろいろな形に改良されてい
ます。わき芽を食ベるのが「芽キャベツ」、つぼみを食用に改良し
たのが「カリフラワー」や「ブロッコリー」。茎を球状にしたのが
「コールラビー」です。
「葉牡丹」は「キャベツ」のように結球しない品種で、英語では
「Flowering Cabbage」。日本では重なり合った葉が、「牡丹」の
花びらのように美しいことから「葉牡丹」と命名されたそうです。
今や品種はますます豊富になり、ミニタイプや茎の長いものなど、
寄植えやハンギングバスケットなどで、冬のガーデニングを幅広く
楽しめるようになりました。
「葉牡丹」の花言葉は・・・
物事に動じない・祝福・利益・華美。
葉に花言葉・・・?「葉牡丹」の花は、春になると葉の中心が盛り
上がってきてとうが立ち、菜の花のような花を咲かせます。
シクラメンの上手な管理法
「ウインターキャンペーン」では、根本園芸の「匠のシクラメン」
を自信を持ってご紹介いたしましたが、お楽しみいただいてますで
しょうか?品質のよい「シクラメン」は、管理しだいで5月頃まで
お楽しみいただけます!そこで、上手な管理法のポイントを!
●置き場所は明るい窓際に。暖房のあたる場所は避けましょう。
10〜20℃が適温ですが、2〜3℃くらいに下がっても心配あり
ません。むしろ、暖房を使っているリビングルームでは暑過ぎるか
もしれません。低温より高温に気をつけてください。
●日当たりがあまり良くなくても、毎日多少でも日が当たれば花は
咲き続けます。極端に日当たりが悪い場合は2〜3日に1回は日光
浴をさせてください。
●水やりは土の表面が乾いたら、底から流れ出るまでたっぷり与え
ます。葉や花の茎のつけ根に水がかかると腐る場合があるので、先
端の細いジョウロなどで土の上に与えましょう。
●葉や花が枯れてきたら、茎をねじり取るようにして根元から取り
除き、常に株をきれいに保ちましょう。
●お届け直後はバランスよく咲いていますが、だんだん中心の葉が
大きくなり、小さいつぼみに日光が当たらなくなります。中心の葉
を外側に引っ張り、株の中心に日光を当ててください。この作業を
「葉組み」といい、農家さんは一つ一つ手作業で行っています。ご家庭では、月に1回ほど「葉組み」をしてください。
さて、これで大丈夫!「匠のシクラメン」を長〜くお楽しみくださ
いね!
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