
遅くなりましたが、明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。![]() 素敵なお正月をお過ごしでしたことと思います。「七草」や「成人 の日」も過ぎ、そろそろお正月気分も抜ける頃ですね。「鏡開き」 も過ぎてしまいましたが、今回は「鏡餅」の上に飾る「橙(だいだ い)」の話。 「橙」の果実は11月頃までは緑色で、12月頃に橙色に熟します が、木から落ちることなく春には再び緑色になります。このように そのまま木につけておくと、2〜3年は枝についていることから、 「だいだい(代々)」と呼ばれるようになったそうです。また、熟 した実が緑色に戻ることから「回青橙(かいせいとう)」という名 もあります。 「橙」の英名は「ビターオレンジ」。果肉の水分は少なく、酸味と 苦味が強いです。果皮はマーマレードやリキュールの材料になり、 精油は香料として利用されています。 「橙」の花は白。5月の終わり頃から6月にかけて香りよく咲きま す。
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