
すっかり春ですね!お元気にお過ごしですか?![]() さて、今年の「桜前線」は早いスタートを切っているので、恒例に しているお花見の予定がズレてしまって・・・という方が多いこと でしょうね。いかがですか? 昨年の今頃は、自分の「標本木」を指定して、我が家の「開花予想」 をしてみては・・・なんて話をしましたが、本州では一般的に「染 井吉野(ソメイヨシノ)」が、沖縄では「寒緋桜(カンヒザクラ)」 が、北海道では「千島桜(チシマザクラ)」や「蝦夷山桜(エゾヤ マザクラ)」が、「桜前線」を観測する「標本木」になっているそ うです。 ところで、本州では「桜前線」が北上しますが、沖縄では逆に南下 するのだそうです。「桜」は休眠していた花芽が冬の低温にあたる と、眠りから覚めて開花の準備を始めます。これを「休眠打破」と いって開花に大切なことですが、沖縄では冬でも暖かいので冬の低 温にあたった北部から、また山では頂上から「桜」が咲き始めるの だそうです。 そんな沖縄の「寒緋桜」は、濃いピンク色の花を下向きに咲かせる のが特徴です。元々は「緋寒桜(ヒカンザクラ)」と呼ばれていま したが、「彼岸桜(ヒガンザクラ)」と混同するので「寒緋桜」の 名が定着したそうです。 いっぽう、日本でいちばん最後に咲く桜、「千島桜」は「エトロフ
桜」や「国後(クナシリ)桜」とも呼ばれ、咲き始めはピンクです
が満開になる頃は白に変化していきます。
「寒緋桜」の花言葉は・・・心の美・淡泊・あでやか・善行。
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