
一年中でいちばん花の多い季節ですね!楽しんでいらっしゃいますか?今回は、あちこちの道端や空き地に咲いているオレンジ色の「ナガミヒナゲシ(長実雛芥子)」の話。 一日花なので、午前中に咲いて午後には花びらが散ってしまいますが、次々に花を咲かせます。ちょっとシワシワしている花びらが特徴です。2センチほどの長い実をつけるので「ナガミヒナゲシ」。 「ケシ科」の植物で「ケシ」によく似ていますが、阿片は取れないのでご安心ください。 「ナガミヒナゲシ」は地中海原産で1961年頃日本に入り、急速に野生化した帰化植物です。今や温暖な都市周辺に繁殖しているのだそうです。道端や空き地にとどまらず、アスファルトの割目からでも、他の植物が育っている花壇やプランターからでも芽を出し、しっかりと咲き誇っている姿は可愛い花姿とはうらはらに、ちょっと恐いくらい繁殖力が旺盛です! 「ナガミヒナゲシ」の花言葉は・・・癒し・心の平静・慰め。
|