
梅雨の季節になりましたね。いかがお過ごしですか?さて、今回は初夏の花、「立葵(タチアオイ)」の話を。 「立葵」は5月下旬から夏にかけて、背丈2メートルほどにもなり、 名前の通り直立した茎に花を咲かせます。庭先や花壇でよく見かけ ますね。古くは薬用として渡来しましたが、花が綺麗なので園芸用 に品種改良されてきました。 花色は赤やピンク、白、紫、黄など豊富で、一重と八重の品種があります。梅雨に入る頃、茎のいちばん下のつぼみが咲き始め、だんだんと上に向かって咲き移り、先端のつぼみまで咲ききると梅雨が明けるといわれています。そこで別名「梅雨葵(ツユアオイ)」とも呼ばれています。 また、最近は英名の「ホリホック」という名で、種や苗が園芸店などに並んでいます。まさに英名の方が似合う、お洒落な品種が出回 っていますよ。来年のガーデニングにいかがですか! 「立葵」の花言葉は・・・単純な愛・大志・豊産・奥ゆかしい心。
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