
秋も深まり、夏の猛暑がウソのようですね!お元気にお過ごしです か?![]() さて、今年の「紅葉」の具合はいかがでしょう?残暑の影響で遅れぎみ? などと耳にしますが。そんな「紅葉前線」、今頃どの辺りでしょうね。 「紅葉」は山や公園や街路樹などの木々だけでなく、「草紅葉(くさもみじ)」という言葉があるように、「草」の「紅葉」も樹木とは違う趣があり美しいものです。 「草紅葉」は木々と同様に、緑色の「草」が赤や黄色や茶色に変化するもので、広い草原の「草紅葉」は、「弟切草(オトギリソウ)」や「丘虎の尾(オカトラノオ)」や「燈台草(トウダイグサ)」などが、美しく代表的です。 でも、「草紅葉」は草原に行かなくても見られますよ。例えば、池などに見られるスイレン科の植物は、赤や黄色に色づいた丸い葉が水に浮いた姿が、とても可愛いです。また、樹木や家屋にからまる「蔦(ツタ)」の紅色も素敵ですね。 ところで、「草紅葉」のことを古くは「草の錦」と言っていたそうです。 「錦」とは金糸で織りなした絹織物のこと、またはそのように美しいものを表す言葉です。 さあ!視線をちょっと下げて、身近な「草紅葉」も楽しんでみてく ださいね。
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