
季節は晩秋となりました。いかがお過ごしですか?さあ、そろそろ鍋料理が恋しくなりますね。そこで今回は鍋料理の代表選手、「おでん」に欠かせない「こんにゃく」の話。 「こんにゃく」は、東南アジア原産でサトイモ科の多年草。日本へは薬用として入ってきました。 原料になる部分は地下にできる球形の茎で、「こんにゃく玉」とよばれるものです。 「こんにゃく玉」は、ちょうど今頃が収穫時期です。この春植えつけた一年目の玉は、 みかんほどの大きさにしかなならないので、いったん掘り起こし冬の低温をさけて適温で保存し、 再び来春植えつけます。その秋には茶碗ほどに育ちますが、また掘り起こし春まで保存し植えつけ、 3年目の秋にはやっと丼くらいの大きさになって収穫されます。 もっと大きくするには4年5年とかける場合があるそうです。ずいぶん手間がかかるのですね。 「こんにゃく」の花は5〜6年で開花しますが、その前に収穫するのであまり見られません。 サトイモ科なので「カラー」に似た形をしてますが、色が黒っぽい紫で、ちょっとグロテスクです。その香りも容姿と同じく強烈だそうですよ! 花言葉は・・・変わりやすい愛。
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