
一昨日の22日は「小雪(しょうせつ)」といって、冷え込みが厳しくなり、初雪が観測される頃です。風邪などひいていませんか?さて、今頃花壇でひっそりと咲いているのは「サフラン」の花。南ヨーロッパ原産でアヤメ科の植物です。 「秋咲きクロッカス」とも呼ばれるように「クロッカス」によく似た紫色の花です。 また「薬用クロッカス」とも言われ、花を観賞するより「ハーブ」として 料理に使うほうが、よく知られていますね。 ただし「ハーブ」の原料となる部分は、花の中心から糸のように細長く伸びている 「めしべ」の部分だけなので、ひと花から採取できる量は、ほんのわずかです。 乾燥されたものが販売されていますが、薬草のなかでは、いちばん高価といわれているほどです。 多量摂取は体によくないそうなので、使用量には気をつけてくださいね。 「めしべ」の色は、開花時も乾燥させても真紅ですが、料理に使うときれいな黄色に着色されます。 「サフランライス」や「パエリア」に使われていますね。 「サフラン」には鎮静や鎮痛、また血行をよくする効果があるので冷え性の方におすすめですよ。 寒い夜はちょっとお洒落に、「サフラン」を入れたブイヤベースなんて、いかがですか? 「サフラン」の花言葉は・・・歓楽・陽気・ひかえめな美・はしゃぎ過ぎ・濫用するな・喜びの中の不安。
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