
よい季節になりましたが、思いはさまざま。いかがお過ごしでしょうか?花は人の心を癒してくれるものです。少しでもお役に立てれば幸いです。![]() そこで今回は、心を落ち着け、ストレスを解消する効能がある香りを放つ「ジャスミン」の話を。 園芸用の「ジャスミン」といえば、一般的に「ハゴロモ(羽衣)ジャスミン」 を指す場合が多いようです。つぼみは淡いピンク色ですが、4月〜5月、天女がまとう「羽衣」の ような純白の小花をたくさん咲かせます。中国やインドが原産で、モクセイ科の常緑性つる性植物。 香りのよさ、花つきのよさ、丈夫で育てやすいことから庭木として人気があります。 インドでは、恋人から贈られた「ジャスミン」を髪に編み込んだり、 結婚式には花輪にして飾ったりと、変わらぬ愛の証の花とされているそうです。 ところで女性に人気のある「ジャスミン茶」は、「ジャスミン」を お茶にしたものではなく、緑茶や烏龍茶の茶葉に「ジャスミン」の香りを移したもの。 夕方になるとよりよい香りを放つため、その間際に花を摘み取り、 深夜に香り付けの作業を行うそうです。茶葉に「ジャスミン」の花びらを混ぜて乾燥させ香りを移します。 「ハゴロモジャスミン」の花言葉は・・・別離・愛らしさ・温和・素直・誘惑・清純。 寒冷地では鉢植えで楽しみましょう。3℃前後の低温に1ヶ月ほど当てないと花芽がつかない性質があるので、霜が降りる直前まで戸外の低温に当ててから取り込んでくださいね。
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