
今日、8月23日は「処暑(しょしょ)」といって、「暑さがやむ」 という意味の日です。いかがお過ごしですか?![]() 「暑さがやむ」といっても、まだまだ残暑と戦わなければなりませ ん・・・でも、9月の声を聞くと少〜しホッとしますね。 そこで今回は、日本の秋を代表的する花、「りんどう」の話をしま しょう。「りんどう」は、ヨーロッパやアジアが原産で、山野に自 生しているリンドウ科の多年草。花は陽に当たると開き、夜や雨の 日は閉じてしまう性質があります。原種は青紫色ですが、園芸種に は白やピンクがあり、秋の花店に彩りをそえています。 漢字では「竜胆」と書きますが、これは「りんどう」の根や根茎を 乾燥させた漢方薬の「竜胆(リュウタン)」に由来しています。竜 の胆汁のように苦いからだそうですよ?! さて、「りんどう」には日本古来の古風なイメージがありますね。 平安時代には、「りんどう」はお洒落な花とされ、女御たちは衣装 の模様に競って使ったそうです。また、近年の園芸種は花つきがよ く風情に欠けるとのことで、わざと余分な花を切り取って活けるこ とがあるそうですよ。 「りんどう」の花言葉は・・・正義・勝利を確信する・気づかう心 ・悲しんでいる時のあなたが好き。
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