
あっと言う間に、今年もひと月が終わってしまいますね!寒い日が続きますが、風邪などひいていませんか?![]() さて、寒さは続きますが、こよみは間違いなく春に向かっています。そろそろ「梅」の便りが届くころですね。 「梅」は、バラ科サクラ属の落葉小高木。中国が原産地です。日本には薬用として渡来したといわれています。「万葉集」には「桜」より多く詠われていたり、たくさんの別名をもっているなど、古くから人々に愛でられていたことがうかがえます。 別名のほんの一部をご紹介・・・好文木(こうぶんぼく)、匂草(においぐさ)、春告草(はるつげぐさ)、風待草(かぜまちぐさ)、木の花(このはな)、香散見草(かざみぐさ)、初名草(はつなぐさ)、百花魁(ひゃくかかい)、香雪(こうせつ)花の兄(はなのあに)・・・などなど、まだまだ素敵な名前がたくさんあります。ちなみに、英名は「Japanese apricot(ジャパニーズ アプリコット)」。 ところで、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」ということわざがありますが、「桜」は切り口から菌が入りやすく、腐って枯れてしまうことがあるので剪定しない方がよい性質に対し、「梅」は徒長枝が出やすいので、美しい樹形を保つためや、枝が混むと花や実をつけなくなるため剪定が必須であることを表しています。 花言葉もたくさんあります・・・厳しい美しさ・あでやかさ・忠実・高潔な心・気品・上品・澄んだ心・忍耐・独立。
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